部活動の休養日や指導員委嘱など検討へ

柳沼教育長から委嘱状を受ける委員

 須賀川市の部活動在り方検討委員委嘱状交付式と第1回委員会は21日、市役所で開かれた。柳沼直三教育長が安藤喜勝市体育協会長ら12人に委嘱状を交付し、年内3回の委員会で部活動の休養日設定や指導員委嘱など方向性を定め、新年度からの導入を目指す。
 過度な部活動は教員と児童生徒の負担となり学校多忙化など全国的な問題になっており、須賀川市でも今年2月から試験的な部活動休養日を採り入れている。
 須賀川市は昨年1月にいじめが原因で中学生男子が自死した事案を調査した第3者委員会が、教員の多忙化を原因の一つとして挙げた結果を受け、部活動休養日導入など今後の在り方を検討してきた。
 市は検討委員に市体協や市PTA連合会役員、運動部・文化部顧問代表、小学校特設クラブ顧問代表、校長会役員ら12人を委嘱し、今年9月まで計3回の委員会開催を予定している。
 第1回検討委員会で柳沼直三教育長は「教職員の負担軽減と児童生徒の心身のパランスのとれた成長へ2月から部活動休養日を導入し、各校で工夫をしながら活動しています。市ではスポーツ庁ガイドラインと県の指針をもとに部活動の在り方を検討しております」とあいさつした。
 また市教委の基本方針として、「これからも子どもが真ん中にした基本方針を継続し、子どもたちが楽しい学校生活を過ごせるよう、今回の検討委員会が市における部活動の新たな一つのスタートとなるよう、皆さんのご協力をお願いします」と理解を求めた。
 第1回委員会では今後の会議の進め方や概略説明、方針や休養日など骨子について意見交換した。7月の第2回委員会は参加大会数の目安や部活動指導員、9月の第3回委員会でこれまでの協議結果を新たな方針にまとめる。
 市は2月から試験的に小中学校部活動の週2日休養日を試行、原則的に水曜日を中心に平日1日と土曜日か日曜日のいずれかを休養日にあてている。
 平日の休養日は学校規模や部活動の活動状況に応じて、複数の部活動で場所や曜日を変更し合いながら効率的な活動につなげるケースもあり、学校によっては一斉下校日とするところもある。
 検討委員会では市初となる部活動指導員委嘱方針や多忙化の原因の一つともされる参加大会数などについても協議する。
 検討委員は次の通り。
▽委員長=阪路裕(学識経験者)▽副委員長=安藤喜勝(市体協会長)▽委員=伊藤平男(市体協副会長)川田善幸(市P連会長・白方小)志波謙一(市P連副会長・須二中)長場壮夫(小・中学校長会長・須一中)遠藤彰(中体連岩瀬支部・西袋中)小貫崇明(中教研事務局長・長沼中)星田弘美(小教保体部長・西袋一小)長谷川淳(現職教員運動部顧問代表・須一中)上澤史子(同文化部顧問代表・須二中)鈴木あや子(同特設クラブ顧問代表・須一小)