市民交流センター夏には竣工・内覧会予定

外装工事がまもなく完了する市民交流センター (16日撮影)

 来年1月11日のオープンまであと238日の須賀川市民交流センター「tette」。建設工事は概ね順調に進み、4月末現在の進捗率は83%、現在はパネル設置など外装工事がほぼ終了し、内装設備工事も終盤を迎えつつある。7月末に竣工・引き渡しの予定で、外構工事も9月末から早まる見込み。
 市は竣工・引き渡し終了を目途に落成式と市民らを対象とした内覧会を行う予定で、中央図書館や円谷英二ミュージアムなど主要施設はその後の設置となるが、まちなかにぎわいの中核施設の概要を夏の後半には見学できそうだ。
 外構工事終了後は現在の市図書館から中央図書館への蔵書移動やシステム整備、円谷ミュージアム開設準備、ウルトラFM開局準備などを経て、来年1月に正式オープンする。
 市民交流センターは幅広い年代が集う多目的な複合施設として、新たなにぎわいづくりだけでなく、市民文化発信拠点としても活用され、年間30万人以上の来館と利用が期待されている。
 まちなかメーンストリートの松明通りと田善通りをつなぐ構造で、音楽や会議など多目的利用できるホールや立体的な吹き抜け構造のこども遊び場、中央図書館機能、須賀川出身で特撮の神様とも呼ばれる故円谷英二監督を顕彰するミュージアムなど多彩な施設が複合的に同居する。
 1階は主に多目的ホール、コンビニエンスストア、チャレンジショップ(カフェと物販の3店予定)、ウルトラマンスペースには巨大モニュメント3体が並ぶ。
 2階の主役は子どもたちで、屋内遊び場「わいわいパーク」、児童図書館「こどもライブラリー」、交流スペースや子育て支援センターなどが設置され、スロープで他階と連結する。
 3、4階は「中央図書館」がメーン機能となる。3階は主に本をテーマ別に配架するメーンライブラリーが主で、学生ら10代を対象とした“ティーンズライブラリー”は若者向けて図書や雑誌だけでなく、本を通じて交流できる。サンルームやテラスでは飲み物を楽しみながら本を読むこともできる。
 4階は静かなスペースで読書や調べ物ができる“しらべる”ライブラリーなどがメーンになる。
 5階は円谷英二ミュージアムがメーンとなり、監督とともに特撮撮影に携わった通称「円谷組」メンバーの“声”を集めたインタビュー上映、実際の映画作品でも使用したミニチュアや着ぐるみなどを展示するほか、岩瀬農村環境改善センターで開設する特撮アーカイブセンターとの連携・連動企画なども計画されている。
 多目的ホールなどは基本的に社会教育団体ならば原則無料で利用できる方針で、規約や申請方法は今後制度を整える。準備が出来しだい説明会の日程を決定・発表される。