須賀川二中新任教諭の逮捕

 須賀川二中に数学教師として今春新採用された川崎貴裕容疑者(23)=市内千日堂80―5=は30日、18歳未満の少女と知りながらみだらな行為をしたとして、会津若松署に県青少年健全育成条例違反の疑いで逮捕された。生徒や保護者の間に衝撃が広がっている。
 会津若松署の調べによると、川崎容疑者は須賀川市に着任する前の3月28日、会津地方の駐車場で少女とみだらな行為をした疑い。先月26日に少女から話を受けた保護者が警察に相談し、同署が県警本部の応援を得て捜査した。本人は容疑を認めているという。
 川崎容疑者はこの春県教委に採用され、須賀川二中に4月から着任した。数学を受け持ったほか、2年生の副担任を務めていた。逮捕される直前の27日まで通常通り出勤し、いつもと変わった様子はなかったという。
 一報を受けた須賀川二中では30日に緊急職員会議を開き、生徒の心のケアに努めるとともに、再発防止の徹底など今後の対応を協議した。1日には臨時の全校集会を開いて生徒たちに謝罪し、保護者説明会に向けて日程を調整している。
 阿武隈時報社の取材に対して高崎則行校長は「報道を受け正直驚いています。残念でならないが、まずは子どもたちの心のケアに努め、職員一同で再度気を引き締めていきます」と答えた。
 保護者からは「新任先生でもあり初々しさと真面目な印象を受けていた。残念でならない。学校には子どもたちの心のケアをしっかりとしてほしい」と話す一方で、教育者として少女とみだらな行為をする倫理観欠如を厳しく指摘していた。
 須賀川市教委はこの問題を重く受け止め、近日中に臨時小中学校長会を開いて、子どもたちのケアと再発防止に努める考えである。
 柳沼直三市教育長は「本市の中学校教諭が未成年者とみだらな行為をして逮捕されたことに大変驚愕しております。警察から公表されている事実以外は把握しておりませんが、今後、詳細な事実を確認するとともに、二度とこのような事案が発生しないよう、再発防止に努めてまいります」とコメントを発表した。