田んぼアート田植えに向け育苗開始

田んぼアート田植えに向けて種をまく生徒たち

 「うさぎとかめ」を6色8種類の稲で色鮮やかに描く鏡石町の「田んぼアート」事業に向けて岩瀬農業高(渡辺譲治校長)生物生産科3年生13人は23日、同校ハウスで稲の種まきを行った。
 同校は事業スタートから絵柄の測量や育苗、田植えなど全面協力しており、今年も6月2日予定の田植えイベントに向けての準備が始まった。
 生徒たちは県オリジナルコシヒカリ「天のつぶ」以外の6色7品種の種を育苗箱にまき、測量専行班が田んぼアートのために昨年に新設した2つのビニールハウスで約1カ月間育成させる。
 黒20枚、黄色30枚、白50枚、赤10枚、橙15枚、濃緑15枚、初めて使用する濃赤5枚の6色あわせて145枚の育苗シートを完成させた。苗は1カ月で12㌢ほどまで成長する。
 藤田晴斗君と篠崎楓馬君は「田んぼアートは何度も見に行っていますが、見る側から関わる側になり、学んだこともたくさんあります。自分たちで育てた稲がアートになる姿を見れる日が楽しみです。アートで町が活性化してくれるとうれしいです」と答えた。
 今年度の図柄はイラストレーターの湖川友謙さんがデザインを手がけ、童話・童謡シリーズから「うさぎとかめ」を表現する。例年以上の変化が楽しめる隠れデザインも用意している。
 昨年度は前年1・32倍で過去最多の3万2771人が観覧に訪れた。収穫したコメは各種イベントでの試食や米粉パン、高校生カフェで6次化事業のほか、町内小中高校の卒業祝いとしてプレゼントされた。