今年の田んぼアート図柄「ウサギとカメ」

 昨年度は初めて観覧3万人を超えた、かがみいし田んぼアートの第1回実行委員会は23日町役場で開かれ、今年度の図柄は童話・童謡シリーズから「ウサギとカメ」に決まった。前回に引き続き隠れデザインも予定している。
 かがみいし田んぼアートはまちの主要作物であるおいしいコメのPRに努め、新たな復興のシンボルと駅前観光の名所として平成24年から始まった。年々町内外から認知度が高まり続け、昨年度は前年1・32倍となる3万2771人が観覧に訪れた。
 今年度も町内農・商・観光関係団体で構成する実行委員会が中心となり、町図書館北側70㌃の田んぼで実施する。
 今年もアニメーターの湖川友謙さんにデザインを依頼し、うたた寝するウサギを一生懸命抜きゴールの“牧場のあーさー♪”を目指すカメも描く。
 県オリジナルコシヒカリの天の粒をはじめ、紫・黄・白など計6色8種類の稲を使用する。図柄の測量や育稲は岩瀬農業高校が協力する。
 農業体験イベントは豊作祈願田植えまつりを6月2日、稲刈り祭りを10月中旬、きらきらアートは「希望の苗」田植えは11月3日に予定している。
 町図書館4階に展望室を設けるほか、収穫したお米は卒業祝い、各種イベントでの試食やプレゼント、米粉パンや高校生カフェなど6次化事業などに取り組む。
 総会は実行委員長の和田和久鏡石米づくり部会長があいさつし、29年度実績を含めた各種報告、30年度田んぼアートの図柄、町図書館4階展望室入館に伴う有料化など協議した。
 新事業として農業体験を通して収穫した田んぼアート米提供やノベルティのプレゼントなどを受ける田んぼアートサポーター制を導入する。1口5000円(アート米10㌔)で上限150口まで。5月中旬から約1カ月の募集を予定している。
 また5月16日オープンの「かんかんてらす」への誘客へつながる拠点としての機能や役割を果たすため連携を図り、町の魅力発信の相乗効果をねらう。
 展望室の有料化に向けた経緯としては、町の新たな観光拠点として定着しつつある田んぼアートが一過性のものでなく今後も継続していくため、補助金頼りでなく自主財源の確保を目指していく。
 今後は全国の事例を参考にしながら来場者へのサービス提供なども含めて実行委員会で検討し、展望室入館有料化を図りたい考え。