牡丹会館で松尾画伯の作品を展示

大輪の牡丹を描いた松尾画伯のリトグラフ作品など

 須賀川牡丹園保勝会(栁沼勝馬理事長)は牡丹園有料開園期間中の5月末ごろまで、牡丹会館で“牡丹の松尾”として著名な日本画家で文化勲章受章者の故松尾敏男画伯作品を展示している。
 松尾画伯は牡丹を愛し好んで画材として作品を描いた。牡丹園には自宅のあった横浜から自分で愛車のハンドルを握り、花の見頃の季節になるとスケッチに訪れ、最晩年の2015年まで続いた。
 観覧者や市民とも園内で親しく会話し、2012年には牡丹苗を記念植樹している。
 牡丹会館では昨年の保勝会設立60年を記念して購入した牡丹画「晨明富貴(しんめいふうき)」を展示中で、今回は特選別染御風呂敷「十五夜」「宵映」など4点、リトグラフ「春耀富貴」、木版画「牡丹晨光」、寿扇「紅白富貴」と、松尾画伯が園内でスケッチしている写真も展示した。
 牡丹園は20日から有料開園し、促成牡丹やチューリップなどが見頃を迎えた。同日午後には寒牡丹ほ場2株がピンクのつぼみを開き、まもなく本格的な開花期がくるものとみられる。見頃は大型連休に迎える模様である。