須賀川牡丹園が有料開園

促成牡丹に歓声を上げる須賀川二小児童たち

 250余年の歴史を誇る、全国唯一の国指定名勝「須賀川牡丹園」は20日から有料開園した。園内は促成牡丹やチューリップが見頃を迎え、色とりどりの花々が観光客を出迎えている。王者の風格を花ことばに持つ牡丹はつぼみが色づき始め近日中に開花、春の大型連休に見頃を迎えるものとみられる。
 開園に合わせて式典が正面入り口前で開かれ、栁沼勝馬牡丹園保勝会理事長、橋本克也市長、関係者ら約50人が参列した。
 栁沼理事長は「須賀川が最も輝く季節がやってまいりました。5月上旬には見頃を迎えるものと考えられ、牡丹の花はもちろんのことたくさんのイベントも楽しんでいただけるものと思います。これからも皆さんに親しまれ、愛され、次世代に誇れる市民の宝として牡丹園を守り続けてまいります」とあいさつした。
 橋本市長は「市民の誇りであり我々の宝の牡丹園が開園しました。多くの皆さんに美しい牡丹を楽しんでいただきたいと願っています」と述べた。
 関係者によるテープカットは須賀川のマスコットボータンが見守る中、今年度牡丹キャンペーンクルーの遠藤愛実さん、小沼栄里奈さん、渡邉美咲さんが介添えして華やかに行われた。
 終了後は早朝から並んだ来園者先着10人に記念の牡丹鉢植えが栁沼理事長から贈られた。
 多くの観光客とともに須賀川二小3年生約60人が総合学習の一環として園内の社会科見学に訪れ、咲き競う花々に「きれい」「たくさんの色でいっぱいだ」と歓声を上げていた。
 今年の牡丹園は須賀川市とM78星雲光の国姉妹都市提携5周年を記念して、こどもの日にウルトラマンジードショーと記念植樹を行うほか、奥州須賀川松明太鼓保存会や須賀川桐陽高校書道部、仁井田田植踊保存会、古寺山自奉楽保存会、すかがわ太極拳04など多彩なステージイベントを開催する。
 ほかにもフラワーセンターでは28日から5月13日まで企画展「歴史からみる牡丹展」、須賀川茶道連合会の茶席、すかがわ昔話の会の昔話披露なども企画している。
 また正面入り口右手の牡丹会館では、毎年のように牡丹園を訪れスケッチを楽しんでいた故松尾敏男画伯の絵画作品を展示するほか、28日から長沼ナタネ・ソバ愛好会による手打ちそば飲食店が開店する。今年は館内で足湯を楽しめるコーナーも設けられる。
 入園料は大人(高校生以上)500円、子ども(小中学生)200円、団体(15人以上)2割引き。