須賀川市と福大「相互協力協定」締結

橋本市長と中山学長が協定を締結

 須賀川市は第8次総合計画で掲げる、あらゆる人に選ばれるまちの実現を目指し、地域とともに歩む福島大学と「相互協力協定」を締結した。市民との協働のまちづくりを最大限に進めるため、様々な取り組みを進めていく。
 須賀川市がまちづくりに関して大学と正式に相互協力協定を締結するのは今回が初めて。
 福島大学はこれまでも環境放射線アドバイザーや市民交流センター管理運営協議会委員、市指定史跡団子山古墳発掘調査など多くの教員・学生が市政進展に協力してきた。
 今回の相互協力協定は、包括的な連携のもとで人的・知的資源や研究成果などの交流を促進し、文化・産業・福祉・教育・学術研究など各分野で地域社会の進展と人材育成に努める。
 具体的には地域文化・産業の振興、地域福祉、教育・人材育成など8項目について連携・協力していく。
 協定締結により市は大学の知的活動活用や蓄積された情報の開示、市イベントへの積極的な学生参加、学生による様々な視点からの魅力発見と情報発信、地域に根ざした調査・研究などを期待している。
 特に市は産業分野において来年開学する(仮称)同大食農学類において、須賀川農業の6次化や県内への情報発信、全10中学校で展開している小中一貫教育須賀川モデルと教育学部との連携などを通して、連携協定をさらに意義深いものへと進展させる考え。
 協定書締結は18日に市役所で行われ、福島大学から中井勝己学長、伊藤宏理事・副学長ら、市から橋本克也市長、石井正廣副市長らが出席した。
 中井学長は「地域とともに歩む人材育成大学として、これからも豊かな自然や歴史を持つ須賀川の協働のまちづくりに協力し、様々な連携を通してさらなる人的・教育交流に期待します」とあいさつした。
 橋本市長は「あらゆる人に選ばれるまちへ、福島大学との締結で地域振興につなげたい。来年開学する食農学類は県内全域をキャンパスにしたものであり、今後の連携発展つなげていきたい」と述べた。
 福島大学と市との相互協力協定は締結の日から2021年3月末までとし、その後は異議申し立てがない限り3年ごとに自動更新される。
 福島大学と自治体との包括協定はこれまで8市14町8村と締結されている。