小中一貫教育校「稲田学園」の開校式

開校を祝うテープカット

 須賀川市初の施設一体型となる小中一貫教育校「稲田学園」の開校式は6日、同校体育館で行われ、全校児童生徒288人と保護者、学校関係者らが出席して晴れの日を祝った。
 市は平成26年から小中一貫教育「須賀川モデル」を推進し、故郷須賀川を愛する心を培いながら夢をもって自らの夢を切り開き広い視野に立って将来を担うことができる人材を教諭・保護者・地域住民がともに育んでいけるよう取り組んでいるが、同校はその中で唯一の施設一体型校としてリード的役割を期待されている。9年間の系統的・継続的な教育活動により「やさしく かしこく たくましく 未来を拓く 稲田の子」実現を目指す。
 式典に先立ち、橋本克也市長、八木沼孝夫校長、愛唱歌作曲者のNAOTOさん、作詞者の岡本真夜さん、児童生徒代表の高柳琉那さん(小6)、角昇真君(中3)らが、橋本真佳君(小6)、常松ひなさん(中3)の開校宣言に合わせてテープカットした。
 式典は国歌・市歌の斉唱のあと、橋本市長が「児童生徒の皆さんはこの校舎で小中学生がともに過ごすという他の学校にはない経験を通し充実した日々を過ごしてほしい。本校は未来を志向する学習環境として現時点で考え得る最良の施設となった。ここに至るまでの皆様の協力と尽力に心から感謝申し上げる」と式辞を述べた。
 八木沼校長は「稲田学園はこれまで通り地域に親しまれ愛される学校を目指して地域とともにある学校づくりを行っていく。小中学校の教育活動で育んできた教育文化やノウハウを融合させ9年間を学び続ける児童生徒を支える『チーム稲田』を組織していく」とあいさつした。
 来賓の佐藤暸二市議会議長、草野憲幸父母と教師の会長が祝辞を述べ、またNAOTOさん、岡本真夜さん、シンボルマークをデザインした同校卒業の粕壁美加さんの3人に橋本市長が感謝状を贈り、3人は開校を祝福するメッセージを述べた。
 NAOTOさんらも見守る中、愛唱歌「Home」を全校児童生徒が初披露し、「忘れないでいつもそばに帰れる場所がある優しく明るいみんなの稲田学園」と心を合わせて歌い上げた。
 最後に関根美咲児童生徒会長が「これまでも交流授業や文化祭、地域ボランティア活動などを合同で行い、楽しいだけでなくお互いから学ぶことも多くあった。一つの校舎でともに学園生活を送る中で、今までの伝統を受け継ぎつつ、新しい歴史を刻んでいきたい」とあいさつした。