南部地区が国の地方再生モデル選定

 須賀川市南部地区都市再生整備計画(第2期)「資源の再生や活用・風流のまちづくり」が国交省と内閣府が連携して選ぶ地方再生モデル都市(地方再生コンパクトシティ)の一つに選ばれた。
 選定は全国32都市で県内では同市が唯一。平成30年度から3カ年で(仮称)文化創造伝承館整備などに取り組む。
 都市のコンパクト化と地域の稼ぐ力向上に、ハード・ソフト両面から総合的に取り組む地方都市を選定するもの。
 「稼ぐ資源活用」と「スポンジ化対策」の両立へ、南部地区の空き蔵や遊休地などを有効活用し、約14・8㌶の対象地域内で文化継承や景観形成、継続的なローカルマーケットを展開する。
 選定された3年間で取り組む主な事業は、文化創造伝承館や石畳舗装などの整備、修景活動への支援、まちづくり推進事業、すかがわ路地deマーケットの5項目。
 文化創造伝承館は地域文化を後世に受け継ぐ拠点施設として位置づけ、回遊性を高める公共空間の景観形成として結の辻や南部地区各地などをつなぐ5路線608㍍部分を石畳舗装で整備する。
 これまでNPO法人チャチャチャ21や地元町内会などが取り組んできた民家や道路への景観活動による「風流」を感じるまちづくりを推進し、まちの魅力向上を図る。地区内の空き蔵をリノベーションして企画展を開催するほか、地元住民をおもてなしの「まちの案内人」として魅力を発信する。
 すかがわ路地deマーケットRojimaはこれまで空き地などを利用して出店してきたが、出店者らを対象に空き店舗への誘致を図り創業支援を行う。
 江戸時代から連綿と続く俳句文化や伝統を後世に引き継ぐため、引き続き小学生から俳句に親しむ環境整備、まちなかへの俳句ポスト増設など文化団体と連携して取り組む。
 ほかにも文化創造伝承館活用方法に関するワークショップや俳句のまち須賀川発信へ相楽等躬生誕380周年記念事業、修景活動として軒行灯や面格子整備などを支援する。