天栄米「ゆうだい21」産地品種銘柄に

豊かに実る天栄村の稲穂

 天栄米栽培研究会が手がけてきた品種「ゆうだい21」は今年から同名で販売することが認可された。農林水産省が3月30日の官報で農産物規格規定の一部改正を告示し、産地品種銘柄に福島県の「ゆうだい21」が加わった。
 「ゆうだい21」は冷めても美味しさが損なわれないことが最も大きな特徴で、栃木県では大手コンビニが注目し、ほとんどがコンビニ弁当やオニギリなどに利用されている。
 品種開発に携わった宇都宮大によると、玄米品質はコシヒカリと同程度だが、高温栽培条件下ではより優れ、また食味は独特の粘りがあり、甘みも硬さも適度でコシヒカリを上回るとされる。
 同研究会は永年培ってきた食味向上の技を駆使し、同品種で平成26・28年の第16・18回米・食味分析鑑定コンクール・国際大会総合部門の金賞を飾った。
 今年は同研究会が10軒約2・9㌶栽培し、天栄村のブランド米として道の駅などで販売していく予定。
 添田勝幸村長は阿武隈時報社の取材に対し「念願が叶い、関係者一同喜んでいる。冷めても美味しい同品種はイベントなどでも村のPRに活用し、栽培にも村として全力でバックアップに取り組んでいきたい」と語った。