鏡石まちの駅かんかんてらす竣工

待合ホール内を確認する委員たち

 鏡石町の観光・交流・まちなかの賑わい創出・地域産業振興(6次産業化)の推進拠点として昨年9月末から進めてきた「鏡石まちの駅かんかんてらす」の設置工事が竣工し、28日から待合ホールなど一部を開放している。5月中旬にオープニングセレモニーを開催し正式にオープンする。
 JR東北本線鏡石駅舎となっている町コミュニティセンター1階部分を改修し、町特産品直売、チャレンジショップ、観光情報の発信、飲食スペース、キッチンスペースなどを設け、町の顔としての位置づけを高めるとともに、収益性のある施設に強化し、人々が交流できる場として整備された。
 「交流・活力・発信」を基本コンセプトに、通常はまちの駅運営団体が飲食スペースで飲食などを販売し、キッチンスペースに菓子製造室を設けて施設内で製造したものを施設内外で販売可能にするなど多くの人が利活用できるようにする。
 26日に完成内覧会が開かれ、まちの駅運営委員会委員らが待合ホール、待合フリースペース、物販、キッチンスペース、菓子製造室、コンコースなどを見て回り、確認しながら意見を出し合った。
 現在開放している待合ホールには管理事務所を置く。冷暖房完備、8人掛け円形ソファ、タッチパネル式掲示板、無料ワイファイ、モニターが設置されている。コンコースは屋根を一部透明素材にしたことで光が差し込み明るくなった。
 愛称の「かんかんてらす」には、震災前まで多くの人たちに親しまれていた「かんかん館」に「照らす」と気軽に立ち寄れる場所のイメージも連想される「テラス」の2つの意味を合わせ、再度復興させるという想いが込められている。
 JR鏡石駅舎の機能を併せ持ち、会議室、町商工会事務室などの公益性と公共性の高い施設であることから、営業時間はその特性を活かしてオープン当初の情勢に柔軟に対応できる時間を設定しながら対応していく。