チャチャチャ21「芭蕉のみち」石標除幕

「芭蕉のみち」石標を結の辻に設置

 須賀川市のNPO法人チャチャチャ21(髙久田稔理事長)は20日、結の辻で須賀川おくのほそ道の石標「芭蕉のみち」の除幕を行った。今月中にゆかりの地10カ所に石標を設置する。
 奥の細道の道中で芭蕉が曾良とともに須賀川に滞在したが、その後で旧奥州街道から外れて乙字ケ滝(石河の滝)に立ち寄り、守山(郡山)へ向かった道筋はほとんど知られていなかった。
 チャチャチャ21はこの道に着目し、県地域創生総合支援事業を活用し、28年度は曽良の旅日記を基に古地図や文献など情報を集め、実際に地図の上をたどりながら取りまとめた。
 今年度は検証された道筋から歩くために必要な案内標石や石標と連携したパンフレットレイアウト案を作成し石標設置に至った。
 石標は深谷石材店(深谷勝俊社長)製で高さは約80㌢。正面に「芭蕉のみち」の名称、側面にはローマ字表記などが記されている。
 結の辻をはじめ、大町よってけ広場(旧石川道)、須賀川一里塚、前田川、一ノ関、乙字ケ滝、小作田ふれあいパーク、芭蕉の辻、守山道、塩田公民館の10カ所に設置する。
 除幕式にはチャチャチャ21メンバーと市担当課長ら約10人が出席した。
 髙久田理事長は「芭蕉のみち石標がようやく完成しました。今回の活動を一つの契機に県内に“みちの輪”を広げていきたい」とあいさつした。
 30年度はこれらの地域資源を活かした広報に一層力を入れ、市内の石標地図を作成、芭蕉が実際に歩いた6月に合わせてツアー実施を予定する。
 また将来的に南北に県内を繋ぐ“芭蕉のみち”を作っていきたいと髙久田理事長は話している。