須賀川駅西エリア再生整備へ

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駅前広場や幹線道路など新たな可能性が広がる 駅西エリア

 須賀川市は平成22年度から駅西地区まちづくりに取り組んできたが、国の社会資本整備総合交付金事業を活用して、国道4号線と同地区をつなぐ「東西幹線道路」と、東西自由通路や駅前広場整備などの「駅西地区都市再生整備」の2計画を進めている。
 まちづくり事業は駅西エリアを対象地区とし、平成22年度に基本構想を立ち上げたが、東日本大震災の復旧・復興工事の影響で一時中断した。26年度に基本設計策定を再開した。
 東西幹線道路は国道4号線のヨークベニマル西川店前交差点から福島交通北側を通る市道を拡幅し、駅西地区に向けて新たな縦断道路を整備する。事業費は約4億5000万円(国補助50%)。
 現在の市道は片側歩道の幅9㍍に拡幅し、駅西地区に向けて約540㍍の新道を延長する。新しい道は両側歩道で幅約12㍍。東部環状線につながる市道とも接続し、計画中の駅前広場にはロータリーが設けられる。
 今年度に道路設計と地権者説明会を開き、30年度に用地買収、31年度に着工し3年後の2021年度の完成を見込んでいる。
 駅西地区都市再生整備計画は平成31年度に着工し6年後の2023年度の完成を予定している。
 現在の須賀川駅舎から見て白河寄り(西側)の線路上に東西自由通路を設け、改札など駅機能の一部を併設する橋上化を図る。
 全ての利用者が快適に駅を往来できるようバリアフリー化を図り、エレベーター整備なども計画している。
 また新しく整備する東西幹線道路に接続する形で、現在の駅舎北側に駅前広場を整備する。現段階で設置場所は明確に決まっていないが、住民から要望のあった児童公園や駐車場も駅そばに設ける予定で、駅利用者や住民からも長年愛されている駅そばのサクラは現状維持する考え。
 今回の駅西側整備により、これまで朝夕混雑する駅前の交通緩和が図られ、須賀川の陸の玄関口がより快適に利用できるようになる。
 駅西エリアには国史跡指定を受けた上人壇廃寺跡もあり、整備計画の一案として公園化も検討される。新たな幹線道路や駅前整備とともに同地区の魅力を高め、回遊性の向上につながるものと期待される。