県ろうあ者福祉大会開く

主催者あいさつする吉田会長

 耳の日記念「第38回県ろうあ者福祉大会」は4日、590人が出席し、須賀川市文化センターで開かれた。
 県聴覚障害者協会の主催、市、須賀川地方聴力障害者会の共催、県、県身体障がい者福祉協会などの後援。
 県内に7700余人と推定される聴覚言語障がい者の福祉向上と社会参加の資質を養うことや障害を持たない市民らに障がい者に対する正しい理解を啓発することなどが目的。須賀川市で開かれるのは15年ぶり4回目。
 第1部式典は大河内惣治実行委員長が昨年須賀川市が全国手話言語市区長会に入会したことなどを紹介し「情報・コミュニケーション保障の獲得に向け一丸となった取り組みをしていきましょう」、主催者の県聴覚障害者協会の吉田正勝会長が「県手話言語条例」制定への動きを紹介し、「私たちの思いが反映されるよう取り組んでいきましょう」とそれぞれあいさつした。
 また橋本克也市長らが来賓祝辞を述べ、障害者差別解消法や障がい者災害救援県本部、県聴覚障害者情報支援センターなどについて基調報告、「よりよい手話通訳制度をめざす運動を県民とともに!」など9項目のスローガンを採決した。
 第2部記念講演は全日本ろうあ連盟参与の松本晶行弁護士が演題「ろうあ者の生活と権利を守るために」を講話、第3部アトラクションは松明太鼓小若組シニアチームの演奏と、NHK手話ニュースキャスターとして活躍する那須英彰さんの一人芝居「全日本ろうあ連盟初代連盟長・藤本敏文物語」を披露した。