長野からウルトラマンオブジェ

 須賀川市と長野市の長沼地区は戦国時代の武将・島津忠直が同名の「長沼城」を治めた縁で昨年3月から「ふたつの長沼ふれあい交流事業」で互いに訪問し合うなどしているが、11日に開催する「第2回ふたつの長沼ふれあいコンサート」で全高2・5㍍のウルトラマンワイヤーオブジェが寄贈される。
 2地域の交流は長野市の歴史研究会と須賀川の長沼城址を考える会とのやりとりがきっかけに始まり、昨年は3月のコンサート、6月の藤沼湖完成・奇跡のあじさい植樹祭に長野市から来訪があり、11月には須賀川の一行が長野を訪問した。
 ウルトラマンオブジェは須賀川と長沼の交流の趣旨に賛同した長野市在住の七ツ矢寿子さん(63)が昨年7月から8カ月かけて制作した。
 須賀川市が円谷英二監督の生み出したウルトラマンを活用したまちおこし事業に貢献したいと、七ツ矢さんが紅白のワイヤーで全高2・5㍍のウルトラマンオブジェを作った。
 長野市と須賀川市では不思議な縁で結ばれた「ふたつの長沼」交流プロジェクトの一環として、さらに交流と絆が深まるかけ橋になるものと期待される。
 ウルトラマンは長沼公民館に贈られ、設置場所は決まり次第発表される。
 11日のふたつの長沼ふれあいコンサートは「3・11を忘れない 東日本大震災被災者 心の復興支援プロジェクト」と題し、長野市のどんどこ座や芙蓉の会など一行約40人が、午後1時半から長沼農村環境改善センターで太鼓演奏や民謡、お神楽などを披露する。
 地震が発生した午後2時46分には鎮魂・復興の鐘として、長野オリンピックでも使われた善光寺太鼓の梵鐘を鳴らし哀悼の意を表し、コンサートは長野市長沼地区のサクラを歌った「桜づつみ」を須賀川バージョンに歌詞を替えて長沼中合唱部が歌い上げる。
 また長野一行は12日にいわき市でも交流プログラムとしてコンサートを開く。