消防団員の雇用企業に感謝

消防団訪問

青山部長に消防団員への配慮に感謝を伝える善方団長

 県と須賀川市、市消防団は16日、ホンシュウ長沼工場を訪問し、団員確保や団員への配慮に感謝を伝え、現在の団状況とさらなる団員確保に向けた協力を要請した。 
 佐藤裕一郎県民環境部長や善方明夫市消防団長が同社を訪問し、青山恒夫取締役事業部長に「日々のご協力ありがとうございます。仕事に支障がない範囲で今後ともご協力お願いします」と8人の消防団を雇用する企業ぐるみの協力体制に感謝と一層の理解を求め、青山部長は「できる限り協力させてもらいます」と力強く応えた。 
 善方団長は「新しい団員の確保も大事だが、今は現状を維持することに力を入れています。入ってよかった、雇用してよかったと思える消防団にしていきますので、今後ともよろしくお願いします」と述べた。
 佐藤部長らの説明では、全国的に消防団員数の減少や高齢化、サラリーマンなどの団員が8割に達するなど、地域の消防・防災力を確保する上で憂慮すべき状況が続いていることから、県や市町村、県消防協会が連携し、従業者の入団促進や活動しやすい環境をつくろうと、県内事業所を訪れている。
 市消防団は定員1221人に対し、29年9月1日現在で1102人と1割近く不足している状況。県内の消防団員数はピーク時(昭和29年)の5万7941人に対し、3万3456人と約6割に減少、団員の8割以上がサラリーマンで、事業所の協力が不可欠という。
 市は団員を支援するため、事業所などに「消防団員応援事業所」に登録を呼びかけ、割引サービスなどの優遇措置、女性消防団創設など取り組んでいる。