市図書館で貴重な江戸と明治の暦展

市図書館に展示されている略暦

 須賀川市図書館は3月27日まで「江戸と明治の暦展」を同館1階ロビーで開いている。
 毎日の生活で欠かせない日々を知るための略暦を中心に、大小告知板や明治期の暦、亨保雛が展示されている。
 一般の暦は1年間の全ての月、日、曜日、休日を載せている対し、略暦は一般の人が便利なように日常生活に必要な事項だけをピックアップした暦で、月の大小、朔日の干支、祝日などを項目ごとに1枚にまとめたもの。
 横絵で絵が入っていたり、自由な工夫を凝らしたものが多く、現在のカレンダーと同じように宣伝のため商店が年末に客に配っていた。
 大小告知板は江戸時代の商家の店頭や寺など人の出入りの多い所に掛けていた。江戸時代の商取引は月末払いが多く、月の大小を間違えないよう生まれた。
 亨保雛は江戸時代の中ごろ、1716年から1736年頃の亨保年間に京都で生まれて各地に広まった。亨保時代はバブル期のように豪華絢爛な時代で、お雛様も豪華で高級なものになっている。
 大変貴重なもののため多くの来館を呼びかけている。