雛人形通じて歴史を感じる

学芸員の解説を聴く参加者たち

 須賀川市立博物館の企画展「雛人形展」は12日にギャラリートークが開かれ、約70人が雛人形を通じた歴史背景や市の商人文化に思いを馳せた。
 昭和45年の開館以来、多くの雛飾りが市民から寄贈され、収蔵の多さから「雛のいる博物館」の愛称で長年親しまれてきた。
 近年は徳川記念財団の貴重な資料の数々を特別展示し市内外から注目を集めている。
 今年は3月11日まで和宮所持「御所人形葵紋付裃立姿」や徳川正子所持の島津家「衣装人形 丸十紋付着衣立姿」など歴史的価値の高い特別展示を含め、江戸時代から続く須賀川の文化を物語る雛飾りなど合わせて約300点が展示されている。
 ギャラリートークは管野和恵学芸員が展示資料の由来や歴史、須賀川文化などについて紹介した。
 来館者らは解説に熱心に耳を傾け、雛飾りや徳川家と天皇家との交流の歴史などについて理解を深めた。