春の恒例「雛人形展」始まる

学芸員の説明を聴きながら目を輝かせる子どもたち

 須賀川市立博物館の 「雛人形展」 が6日から始まり、 市内外から足を運ぶ多くの愛好者らが、 江戸時代から思いとともに受け継がれてきた人形の数々を観賞し、 感嘆の声を漏らしている。 歴史を感じさせる約300点の人形が一堂に会する春の恒例企画展で、 3月11日まで開かれる。
 今年も徳川記念財団の協力で、 東北地方初公開の和宮所持 「御所人形葵紋付裃立姿」 など貴重な4点も並び、 来場者の目を奪っている。
  「御所人形葵紋付裃立姿」 は高さ約60㌢で、 裃に葵の紋が入っているだけでなく、 袖に和宮の紋も見られる。 そのほか徳川正子所持の島津家 「衣装人形 丸十紋付着衣立姿」 が男女一組で屏風を背景に並ぶ。
 同館は昭和45年の開館以降、 多くの雛人形が寄贈され、 「雛がいる博物館」 の愛称で多くの愛好者から親しまれ続けている。 江戸時代の享保雛や古今雛など、 当時の須賀川文化の粋を味わえる人形などが館内を飾る。
 初日は岡ノ内幼稚園の園児ら54人が観覧に訪れ、 子どもたちは学芸員の説明を熱心に聞きながら数々の人形に目を輝かせていた。
 会期中は幼稚園・保育園や老人施設などの団体観覧も多数申し込まれている。
 会期中の催しとして12日午前11時からギャラリートーク 「おひなさまのおはなし」、 18日午前10時から 「オリジナル匂い袋 『防虫香』 を作ろう」 を開く。
 匂い袋を作ろうは、 小学生以上が対象で、 参加費500円。
 観覧料は大人200円、 大学・高校生100円、 中学生以下、 65歳以上、 障がい者無料。 開館時間は午前9時から午後5時まで。 問い合わせは市立博物館 (℡75ー3239) まで。