12日まで田善顕彰版画展入賞作品展示

多くの来場者でにぎわう田善顕彰版画作品展会場

 須賀川商工会議所青年部(深谷勝俊会長)の第29回田善顕彰版画展表彰式は4日、作品展示会が開かれているCCGA現代グラフィックアートセンターで行われ、最高賞の田善賞を受賞した戸賀翔琉君(稲田小2年)と大和田光希君(小塩江中2年)ら優秀賞以上24人に賞状と記念品を贈られた。
 須賀川出身で江戸時代を代表する銅版画家亜欧堂田善の偉業を顕彰するため、市内小中学生から版画作品を広く募集し、今年度は2770点が寄せられた。1次審査を通過した247点が特別賞や佳作・入選に入賞した(受賞者名は既報)。
 表彰式で深谷会長は「皆さんの熱い思いが集まった作品から感じられ感謝しています。これからも田善のチャレンジングスピリッツを忘れず楽しい学校生活を過ごして下さい」とあいさつし、来賓の橋本克也市長と渡邉達雄商工会議所会頭が祝辞を述べた。
 田善賞受賞の戸賀君や大和田君はじめ、優秀賞・阿武隈時報社賞に輝いた三島木美鈴さん(長沼東小6年)らを各種関係団体代表らが表彰した。
 田善賞を受賞した2人には入賞作品を刻み込んだ記念の金属レリーフを3月上旬ごろ贈られる。
 2011年の震災以降、福島支援プロジェクトの一環として田善顕彰版画展入賞作品を展示してきたCWAJの現代版画展会の大島令子会長らが作品の感想を述べ、田善賞受賞者に東京で開催する同版画展への招待状を贈った。
 審査委員長を務めた君島主一美術協会長が講評、最優秀賞受賞以上6点を解説し、「今年の応募作品は大変レベルが高く、29回続く歴史の成果を感じた」と絶賛した。
 田善顕彰版画展は12日までCCGA現代グラフィックアートセンターで開かれており、田善賞から佳作までの入賞作品が展示されている。開場は午前10時から午後5時。最終日は午後3時まで。入場無料。