インフルエンザ流行拡大

 県感染情報センターは1月第3週(15日から21日)の県感染症発生動向調査週報を発行した。県中管内のインフルエンザ流行状況は1定点あたりの患者報告数が警報レベルの30・00人を超え、10カ所ある定点医療機関から463件(前週比269件増)と前週から倍増している。
 県内全体のインフルエンザ報告数は1月第3週が3745件で前週から2062件増えた。例年ピークは2500件前後となっていたが、それを上回る報告数となっており、非感染者も十分な予防対策が必要。
 インフルエンザ迅速診断キット結果では、現在B型がA型の2倍程度多くなっている。
 年齢別では5歳から9歳が最も多く全体の27・0%、次いで10歳から14歳が19・3%、0歳から4歳が15・3%と続く。そのほかの年代は6~3%程度となっている。
 インフルエンザの予防接種は効果が現れるまで2、3週間かかることから、今からの接種では予想される流行のピークに間に合わない。
 県中保健所はマスクの着用、手洗い、十分な食事・睡眠を取るなど各家庭での予防を訴える。手洗いは20秒程度時間をかけて洗うと予防効果が高まるという。また発熱など初期症状がみられるときは早めの受診を呼びかけている。
 インフルエンザは、38度以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身けん怠感などの症状が比較的急速に現れるのが特徴で、子どもはまれに急性脳症、高齢者や免疫力の低下している人は肺炎を伴うなど重症化の危険がある。