公病で初のコード・ホワイト訓練

院内トラブルへの対応を学んだ訓練

 公立岩瀬病院(伊東幸雄企業長)は暴言や暴力などのトラブル「コード・ホワイト」への対応訓練を17日、職員らの協力で初めて実施し、患者や家族、職員の安全を守るための行動について理解を深めた。
 同院では院内で起こる様々な緊急事態に備えた各種医療安全対策を行っており、定期的な避難訓練のほか、昨年は患者の急変に対応した「コード・ブルー」訓練も実施した。
 「コード・ホワイト」は病院内に不審者が侵入したり、何らかの原因で来院者が暴言を発するなどのトラブルに対応する。
 須賀川署の協力を得た今回の訓練は救急外来受付で実施し、長時間待たされた患者がその後の予定をキャンセルせざるを得なくなり、各種検査の追加などから想像以上の高額な請求をされたことで激昂したケースを想定した。
 暴漢役の署員は職員の説得にも落ち着かず、病院警備員や署員らも駆け付けて説得にあたり、トラブル発生を知らせる「コード・ホワイト」の院内放送で50人近くの職員も安全確保のために駆け付けた。
 訓練を終えて署員からは職員や患者らの安全を確保するために、適度な距離感を保ちながら対応する、不必要に相手の体に触らないなどが呼びかけられた。
 訓練に参加した土屋貴男副院長は「病院と職員、患者さんたちの安全を守るために有意義な訓練だった」と振り返り、万が一に備えた訓練と心構えを常に持ち続けていきたいとしている。