橋本市長が記者懇談会で決意

新春の決意を述べる橋本市長

 須賀川市の橋本克也市長は4日、平成30年の仕事始めに合わせて市役所市政経営会議室で新春記者懇談会を開き、市長年頭所感として4月からスタートする第8次総合計画で掲げる将来都市像「選ばれるまちへ ともに歩む自治都市 すかがわ」へ全力で取り組む考えを改めて示した。
 東日本大震災から間もなく7年となる中で、須賀川市は震災からの「復興期」から「発展期」へと新たな段階に踏み出しているとした上で、4月の稲田学園開校、市民交流センター「tette」、JT跡地関連、第8次総合計画「須賀川市まちづくりビジョン2018」などについて市の取り組みを説明した。
 はじめに昨年も文化や芸術、スポーツなど各分野で子どもたちや多くの市民が目覚ましい活躍を紹介する中で、2日の箱根駅伝で本市出身の相澤晃選手(東洋大2年)がエース区間2区を力走し、トップを死守して往路優勝に貢献したことを報告し「未来を担う子どもたちがたくましく、夢や希望に向かって成長することは本市の発展に極めて重要であり、大きな感動を受けた」とした。
 4月に開校する施設一体型の小中一貫教育校稲田学園を紹介し、「新年度は小中一貫教育須賀川モデル推進の中間目標年度であり、今後も一人ひとりの個性が輝き、生きぬく力を育む学校教育の推進に努める」と述べた。
 市民交流センター・tetteについて、新たな文化交流と市民活動の拠点であり、9月末までに建設工事全てが完了する見通しであり、建物の引き渡し後は円谷英二ミュージアムや図書館の整備などを経て、来年1月11日のオープンを目指すと報告した。
 第8次総合計画「須賀川市まちづくりビジョン2018」について、「選ばれるまち~」を将来都市像とし、協働の理念を基本に据えるとともに先人たちが営々と築き上げてきた市民自治の精神を引き継ぎ、ふるさと須賀川への愛着と誇りを醸成しながら、ともに歩む自治都市として、あらゆる人に「選ばれるまち」を目指していく。
 今後は将来都市像実現へ「市民や地域・事業者の皆様とともに、本市の限りない発展と市民福祉のさらなる増進に全力で取り組んでまいります」として、市政への理解と協力を求めた。
 また昨年末に市教委と第三者委員会が会見を開いた、市内男子中学生がいじめなどを苦にして自死した問題についても言及し、「厳粛に受け止め、ご指摘をいただいた様々な点(教員のマン・パワー不足など)について、市としてどのように対応するか検討しているところだが、最大限の努力をして解決に向けて取り組まなければならない」と答え、人的配置などについては県教委とも連携する考えを示した。
 問題について「(男子生徒の)大切な命が失われた。二度とこのような事態を招かぬような体制を整えなくてはならない。この理解を地域社会全体で重く受け止めながら取り組むことが大きな課題だと認識している」としたうえで、学校や市教委と連携しながら教職員が高い意識を持ち、子どもたちへの目配りや気配りを含めた教育者としての意識の高まりを配置以上に重視すべきとの考えも示した。