なりすまし詐欺未然防止で署長感謝状

署長感謝状を受けた東條さんと三瓶さん

 須賀川署(渡邉素署長)はなりすまし詐欺被害を未然に防いだとして、セブンイレブン須賀川警察署前店の三瓶さゆりさん(43)と須賀川郵便局の東條真也さん(28)に対する署長感謝状の贈呈式を14日、同署会議室で行った。
 セブンイレブン店員の三瓶さんは5日午前11時半ごろ、インターネットショッピング代金として30万円を振り込もうとしていた女性客の様子に不信感を感じ、説得して須賀川署に同行して被害を未然に防いだ。
 80代女性はアマゾン(インターネットショッピング)の払込票番号が記載されたメモを見せ、「30万円振り込みたい」と話しかけてきた。
 三瓶さんは初めての来店者で金額が大きいことから違和感を覚え、「何か購入しましたか」と尋ねると、「何も買っていない」と返答があったため、なりすまし詐欺を疑い、女性客を説得して須賀川署に相談に訪れ被害を未然に防いだ。
 三瓶さんは「お客さんが被害に遭わなくて良かった」と安どの表情を見せていた。
 須賀川郵便局員の東條さんは6日正午ごろ、日頃からお世話になっていた男性客の家族から「息子が携帯電話の入ったバッグが盗まれ、病院の公衆電話から電話があった」の連絡を受け、もしかしたら詐欺かもと感じ、息子さんに直接確認して詐欺であると分かり、被害を未然防止できた。
 保険を担当していた70代の男性客の家族から「息子からノドにポリープができたと電話があった。家に来てほしい」と連絡があり、東條さんは容態など詳細を確認したところ、病院の公衆電話から連絡があったなどから違和感を受け、自分の携帯電話から息子さんに連絡したところ詐欺であると判明した。
 東條さんは「日頃からお世話になっているお客様が被害に遭われなくてよかったです」と話した。
 三瓶さんと東條さんに感謝状を贈った渡邉署長は、「両事業所の日頃からの高い防犯意識とお二人の的確な判断・行動に心から感謝します」と述べた。