東電に損害賠償5億6000万余円請求

 須賀川市は原発事故で生じた損賠賠償として一般会計約6年分にあたる5億6549万9739円の請求書を8日、市役所で東京電力ホールディングスに対して手渡した。
 平成21年3月11日の東京電力福島第一原子力発電所事故により生じた、除染対策や人件費など諸経費をこれまでも同社に損害賠償請求しており、今回の請求で6回目となる。
 これまで請求した損害賠償(約8億2000万円)に対し、東電は水道や藤沼湖周辺施設など企業会計分(約2億2789万円)と一般会計の一部(約5924万円)の支払いには応じたが、今年10月末現在で全体の65%、一般会計の90%分にあたる約5億3290万円の未払いが続く。
 平成28年度一般会計分の金額がこのほどまとまったことから、これまでの未払い分と合わせて合計約5億6000万円の損害賠償請求書を、橋本市長から新妻常正福島復興本社副代表に手渡した。
 要請事項として①柔軟に現実的な対応を取り早期に解決する②賠償対象項目などについて随時見直しを図る③証憑書類の確認について簡素化と共有化を図り迅速に対応するー以上3点を強く求めた。