福島空港不法侵入事案の対応訓練

空港に侵入し、警察官に取り押さえられる不審者

 福島空港の制限区域内における「不法侵入事案対応訓練」は6日、空港保安委員会構成17機関と須賀川署員ら53人が参加して行われた。
 空港制限区域への不法侵入事案発生時に、航空機と空港利用者らの安全を確保し、すみやかに事案を解決できるよう訓練し、空港保安体制の強化を図ることが目的。
 訓練は空港業務車両の影に隠れていた不審な男性1人が、巡回警備員に追われて制限区域内へ逃走、警備員からの連絡を受けた空港事務所が110番及び関係機関に通報し、職員は監視カメラや見学デッキで侵入者を検索した。その動向の報告を受けた警察が1番ゲートから制限区域に入場し、侵入者をパトカーで囲い込み、7番ゲート付近で制圧、捕捉した。
 事案発生から訓練終了までは約15分で、連携を取りながらすみやかに進められた。
 訓練を受けて郷正美空港事務所長は「2020年の東京五輪やそれに伴う利用者の増加、近年の国際情勢など念頭に、関係機関と協力しながら空港保安体制の強化に努めていきたい」と話した。