遊水会「江花川の水質」発行

 須賀川市内の環境保全活動に取り組んでいる遊水会(八木沼義信会長)は平成29年度版冊子「江花川の水質」(滑川水系・釈迦堂川含む)を発行した。20カ所を調査し、17カ所がきれいな水と判定した。
 川に住んでいる小さな水生生物の種類と数を調べることにより、水質を判定しており、子どもたちにも水質保全意識、生物への興味・関心を持たせ、図書館などで調べる意欲を喚起することを目的に「せせらぎスクール」を開講し13年目を迎える。
 長沼東小、天栄村広戸小、長沼中の児童生徒がスクールに参加し、学校近くの川でカワニナやシマイシビル、ナミウメムシ、ザリガニなどの水生生物を採集して水質を調査した。
 今年度は江花川、滑川、釈迦堂川の20カ所を調査し、17カ所がきれいな水、2カ所がややきれいな水、1カ所がきたない水と判定した。
 同会は平成14年11月に小中地域で設立。自らが住む地域の環境悪化を懸念し、ボランティアとして水質調査、
ゴミ拾い、草刈りなどの美化活動を継続して実施し、自然環境の変化を広く啓発している。6月に環境大臣賞の地域環境美化功績者表彰を受賞した。
 会員たちは「ゴミを捨てないことはもちろん、コメのとぎ汁を流すことも汚染につながる。川の水は飲み水になるので、上流に住む人は特に下流にきれいな水を送ることが責務の一つ」としている。