基本計画後期数値目標など見直しへ

橋本市長から委嘱状を受ける委員

 須賀川市食料・農業・農村基本計画後半5カ年の数値目標などを決める、市食料・農業・農村審議会は4日市役所で開かれ、基本計画の数値目標に関わる昨年度実績などについて意見交換した。年度内にあと2回開く予定で、次回は1月下旬を予定している。
 市食料・農業・農村基本計画は、平成23年3月に制定した条例に基づき、将来の目指すべき姿を明確にし、震災や原子力災害からの復旧・復興をはじめ、安全・安心な食料の安定的供給、活力に満ちた農業と農村の復興、持続的発展を図ろうと、平成25年に策定したもの。10カ年度にわたる数値目標などを定め、今年度は前半5年間の最終年にあたる。
 農業者自らの努力はもとより、市民一人ひとりが農業と農村における豊富な地域資源やふるさと須賀川に対する愛着などの「価値観の共有」、農業者同士または農業者と消費者がそれぞれの立場の意見を交わして結びつくことで得られる「共感」、職種や立場が違っていてもともに認め合い支え合う「共生」を図ることが不可欠として、基本目標に「共有、共感、共生が育む 魅力ある食料・農業・農村」を掲げる。
 審議会は28年度実績で基本計画の目標を達成できた認定農業者数や各種環境学習実施数などを上方修正するとともに、まちづくり最上位計画「第8次総合計画」などを基に復旧・復興期から発展期へとつながる目標の変更を決めていく。
 橋本克也市長は委員一人ひとりに委嘱状を交付し、「本市の基幹産業である農業を時代に引き継ぎ、魅力ある農村と心豊かで住みよい地域づくりのためご協力をお願いします」とあいさつし、基本計画後半5年期間の見直しなどについて市の考えを述べた。
 委員互選により会長に橋本正和夢みなみ農業協同組合代表理事組合長、副会長に和田博文市農業委員会長を選んだ。