松が丘町内会の防災訓練

煙が充満した部屋からの避難方法を学ぶ住民たち

 須賀川市松が丘町内会・自主防災会(坂井正勝会長)の防災訓練は3日、松が丘集会所周辺で行われ、防災に対する意識の高揚を図った。
 町民約70人と消防署員が東日本大震災を踏まえ、地震発生を想定して取り組んだ。
 災害時における一人暮らし家庭の安否確認、煙充満の部屋からの避難訓練、炊き出し訓練など、住民の協力により迅速かつ的確に実施できるように、また住民の防災意識とお互いに助け合う精神を高めることを目的に毎年訓練内容を変えている。
 町内全域に防災無線で訓練案内後、防災会員らが約35件の一人暮らし家庭の安否確認、集会所前に災害対策本部を設置した。
 内藤克己本部長が「災害弱者に優しい町を目指して毎年訓練しています。共助ができるのが町内会の組織だと思います。9割が共助で助かったという例もあるほど大切です」とあいさつした。
 市営住宅に煙を充満させ、町民らは入り口からハンカチで口を抑え、通路壁際を這うように移動し、割れ物がある可能性を考えてなるべく膝をつかないようにするなど実践で対応法を学んだ。