南町地内にイノシシ?出没

 須賀川市南町地内の第3稲荷踏切そば(JAあいりす葬祭場近く)の民家に、29日夜10時ごろイノシシとみられる野生動物が侵入し自宅内が荒らされ、飼い犬が襲われる被害が起きた。通報を受けた須賀川署は猟友会など関係機関と連携を図り捜索したが、捕獲には至っていない。
 同署や関係者の話では、侵入したのはイノシシとみられるが、暗かったため大きさなど詳細は分かっていない。現場の南町地内は住宅が密集し、国道4号線などに接し交通量も多い地域であり、不審動物の侵入経路ははっきりしていない。
 南町地内が学区となっている須賀川一小(長谷川幸三校長)は市教委を通してイノシシ出没情報を受け、30日に「登下校における児童の安全確保」についてのお知らせを保護者に配布し注意を喚起した。
 30日はコース別下校に合わせて、途中まで教職員が引率するとともに、出没付近に職員が立って下校指導した。1日は個別懇談のため、5校時限でコース別下校を続ける。集団登校を原則とし、下校時に複数で行動し、帰宅後も1人で外出しないなど各家庭で登下校時の過ごし方に協力を求めている。
 子どもたちが登下校中にイノシシと遭遇した場合は、近くの家に助けを求める、大声を出さない、石などを投げない、十分離れるまで背中を見せず自分の目でイノシシの動きを確かめながらそっと後ずさるなど注意を喚起する。
 また市、須賀川署、猟友会など関係機関と連絡し対応を続け、出没状況によって危険性が高いと判断した場合は、児童を学校に待機させ、保護者に直接引き渡すなどする。必要に応じてメールで情報配信を行う。
 須賀川一中(長場壮夫校長)でも、イノシシ出没の一報を受け、お昼の放送で生徒たちに注意を呼びかけた。