井口監督ら中学生に熱血指導

熱心にバッティングを教える井口監督

 来季からプロ野球千葉ロッテマリーンズの監督を務める井口資仁さん(42)は29日、市民スポーツ広場で市内3中学校などの野球部生徒らを対象に野球教室を開いた。メジャーリーグでも活躍し、9月の引退試合で放ったホームランの記憶も新しい一流選手の指導に子どもたちは目を輝かせながら練習に励んでいた。
 野球教室には須賀川一、須賀川二、須賀川三中の34人と平田村の野球部、ソフト部員ら計64人が参加し、ゴロの捕球やバッティング練習などの指導を受けた。
 井口監督や指導に加わった川越英隆2軍投手コーチらにアドバイスをもらうと子どもたちは元気に返事をしてプレーに活かそうと練習に打ち込んでいた。
 井口監督はダイエーホークス在籍時代から須賀川地方で野球教室を開いてきた縁があり、東日本大震災以降も市に対して新庁舎建設資金の寄付や野球教室の開催など様々な支援を行ってきた。
 今年5月に完成した市役所を訪れ、社会福祉事業に役立ててほしいとして車イス3台を寄贈した。その際に「また野球教室を開催できれば」と語っていたが、今回その思いを実現させた。
 参加した須賀川二中の吉川修平野球部主将は「貴重な体験ができてすごくうれしい。バッティング時の力の入れ方などが参考になった」と感動を語った。
 練習後、吉川主将らから井口監督に花束を手渡し、感謝を伝えた。また井口監督からは自身が身につけていたバッティンググローブや球団グッズなどをプレゼントし、子どもたちは大喜びしたいた。
 井口監督は同日、新庁舎を訪れ、引退試合でビデオレターを送った橋本克也市長と再開を果たした。
 今回の野球教室について井口監督は「子どもたちが予想以上に元気で驚いた。来年以降も須賀川などで野球教室ができれば」、また市庁舎について「勉強している子どもたちが印象的だった」と話した。