福島空港ハイジャック対応訓練

情報共有するハイジャック対策会議

 空港事務所の「航空機不法奪取事件(ハイジャック事件)対応訓練」は29日、空港事務所内で行われ、緊急事態の連絡体制や初動の確認をした。
 ハイジャック機が福島空港に着陸した場合を想定し、事件の速やかな解決を図るため、空港関係機関との連絡体制及び事件発生時における処理体制を確立し、迅速かつ適切に対処できるため毎年実施しているもので、空港保安委員会と警察機関ら約50人が参加した。
 訓練は午前11時50分に羽田空港を出発した新千歳空港行きの国内便が航空中の上空で凶器を持った男にハイジャックされ、福島空港に着陸することを想定した。午後2時にCAB(東京航空局福島空港出張所)から通報があり、110番、119番通報、福島空港保安委員への通報連絡、合同対策本部の設置、対策会議で情報収集・共有など行った。
 3年後に東京五輪開催を控え、不特定多数の利用が増える中、国際情勢に合わせた保安体制の強化を図った。
 訓練終了後は反省会も行い、保安体制のさらなる充実に向けて意見を交わした。
 郷正美所長は「訓練を活かす機会がないことが最善だが、万が一のため訓練を通じて一連の行動を身に着け、緊急事態に備えたい」と話した。