須賀川のレガシー継承へ冊子「円谷幸吉」

須賀川のレガシーを伝える冊子 「円谷幸吉」

 須賀川市は東京2020年オリンピック・パラリンピック開催1000日前の「1000Day‘s to GO!」月間に合わせて、64年東京五輪男子マラソン銅メダリストの円谷幸吉選手を紹介するレガシー継承冊子を5000部制作した。
 市内全小学5年生、須賀川アリーナ内の円谷幸吉メモリアルホール来館者、データ版掲載(市とメモリアルマラソン大会ホームページ)する。小学生への配布は来年以降も継続していく。
 64年東京五輪での力走は今も多くの市民の記憶に新しく、「忍耐」の2文字とともにスポーツ推進に最も影響を与えた選手として語り継がれている。
 2度目の東京五輪開催以降、円谷選手の功績が再注目され、市外からも多くのファンがメモリアルホールやマラソン大会に足を運んでいる。
 市は子どもたちに郷土の英雄に誇りと愛着を持ってもらうとともに2020年東京大会をより身近に感じ、第2の円谷目指すきっかけづくりにつなげたいと冊子を作成した。
 冊子「円谷幸吉」はB5版カラ―28㌻。円谷幸吉メモリアルマラソン大会で優勝した小学5年生の「たっ君」と須賀川のマスコット「ボータン」が円谷選手についてお話する内容になった。
 円谷選手やメモリアル大会でおなじみの君原健二さん(メキシコ五輪銀)らマラソン歴代メダリスト、幼少年期での円谷家のしつけ、競技者としての原点、陸上自衛隊時代など五輪までの道のりと活躍、須賀川に遺したものなどを分かりやすく紹介した。
 文章はたっ君とボータンの分かりやすいQ&A形式で、円谷選手実兄の喜久造さん監修、絵は絵本画などで活躍する水野ぷりんさんが担当した。
 冊子「円谷幸吉」は2020年東京オリ・パラ応援気運を醸成するため、大会組織委員会から東京2020応援プログラム認定を受けている。