29日に井口監督の「野球教室」

今年5月に市役所を訪れた井口監督

 プロ野球千葉ロッテマリーンズの井口資仁監督(42)による野球教室は29日午後4時から市民スポーツ広場で開かれ、市内などの中学生64人にプロの指導を行う。井口監督は今年5月に車イスを寄贈した際に「また野球教室を開催できれば」と語っていたが、その思いが実現した。
 井口監督はダイエーホークス在籍時代から須賀川地方で野球教室を開いてきた縁があり、スポーツ教室や寄付活動を通じて地域の笑顔と安心できる暮らしを応援する「愛基金」の代表を務める。
 東日本大震災以降も市に対して様々な支援を行っており、平成26年4月に新庁舎建設資金として100万円を寄付、さらにインターネットでクラウドファンディングサイトを立ち上げ、震災で使用不能となった旧庁舎の現状を全国に発信し、募った浄財200万円を同年11月に寄付した。また市内中学生を対象とした野球教室を開くなどして市を応援してきた。今年5月には完成した市役所を訪れ、社会福祉事業に役立ててほしいとして車イス3台を寄贈した。
 井口監督はプロ野球選手として平成9年にダイエーホークスに入団。ホワイトソックスなどメジャーでも活躍し、平成21年からは千葉ロッテマリーンズでチームの日本一などに貢献した。今年6月に今シーズン限りの引退を表明、翌10月に平成30年のシーズンからロッテの1軍監督に就任することが発表された。
 9月24日の引退試合では橋本克也市長がビデオメッセージを寄せ、井口監督に感謝の言葉を送った。
 野球教室は市内中学生野球部員らが参加し、井口監督が直々に指導をするほか、記念撮影なども行う。
 市民も観覧できるが、雨天や厳寒の場合は会場を市民スポーツ会館に移すため、入場規制をする場合もある。