文化創造伝承館ワークショップ

須賀川の歴史や文化をカルタに

 須賀川の地域文化と伝統を後世に伝える新施設(仮称)文化創造伝承館建設に向けた、今年度3回目のワークショップは19日、中央公民館で開かれた。地元商店や団体の協力を得ながら和菓子つくりなどを楽しんだ。
 これまで「須賀川のまちを歩き地域の文化を考えよう!」をテーマにワークショップを2回実施し、文化施設のあり方などのアイデアを元に、新施設で想定される活動を実際に体験した。
 今回もこぷろ須賀川が企画し、小学生3人、高校生18人、大学生2人、一般11人の計34人が参加した。
 老舗和菓子店直伝の和菓子づくりは近江屋(大町)の安藤脩悟さんの指導で、参加者らは生地からまんじゅうを手作りし、伸ばした生地に同店自家製アンを包み、直伝の本格的なまんじゅうを作った。別生地で絵柄や文字を描いて蒸かし、オリジナルのお菓子が完成した。

親子で仲良く和菓子づくりに挑戦

 茶道体験は須賀川茶道連合会の佐久間宗初会長が作法について解説を聞きながらお菓子とお茶を味わった。須賀川高校茶道部もおもてなしを手伝い、日本文化を代表する茶道と親しんだ。
 ご当地俳句かるたづくりは須賀川高文学部メンバーらが講師を務め、須賀川の歴史や文化、風景、建物、人、食などにちなんだオリジナルかるたを作り、五七五調の文字札とそれに合わせた絵札も作成し、ふるさとの魅力を改めて再確認した。

 (仮称)文化創造伝承館は南部地区都市再生整備事業の拠点として、現在の芭蕉記念館の機能を継承しつつ、須賀川が誇る俳諧文化をはじめとした、かるた、茶道、華道、和歌など多種多様な地域文化・伝統を後世に伝える目的を持つ。

初めての茶道を体験する高校生たち

 南部地区の本町地区で建設が見込まれており、建設規模や補完・伝承していく文化などは近日中に市が発表の機会を予定している。