しめやかに八幡山衍義

子どもから大人まで山頂へ続く小松明行列

 松明あかしの前夜祭にあたる、八幡山衍義(えんぎ)は10日、岩瀬八幡山神社でしめやかに催され、多くの参加者が小松明を手に山頂へ向かい、激戦を繰り広げた二階堂・伊達両軍の犠牲者を弔った。
 八幡山一帯は戦国時代に須賀川を治めていた二階堂氏と、攻め滅ぼした伊達軍との古合戦場であり、毎年松明あかし前夜に両軍犠牲者の魂を慰めるため、小松明行列と太鼓演奏、法要を行っている。
 今年は地元住民をはじめ、火祭りを縁に交流を深めるイタリアアブルッツォ州キエーティー県ファーラ・フィリオールム・ペトリからフランチェスコ・デ・リティス副市長らも参加した。
 小松明行列には大人から子どもまで参加して幻想的な炎の光景が山頂まで続き、鎧武者も行列に加わって前夜祭の雰囲気を盛り上げていた。