11日に26本の松明「炎の競演」

本番に向け松明群がそびえたつ山頂

 須賀川の晩秋を代表する炎の祭典「松明あかし」は11日、翠ケ丘公園五老山をメーンに開催する。大松明点火は午後6時半から、全26本の松明が一斉に燃え盛り、鎮魂の炎が夜空を焦がす。
 松明あかしは戦国時代に須賀川を治めていた二階堂氏を伊達政宗軍が滅ぼした合戦の犠牲者を弔うため、毎年11月第2土曜日に実施してきた。
 10日は午後6時から岩瀬八幡神社で前夜祭にあたる八幡山衍義を行い、地元住民を中心に小松明の列が山頂まで続く幻想的な光景が見られる。地元有志らが鎧武者で参加するほか、山頂では八幡太鼓を奉納し犠牲者の霊を弔う法要を行う。
 11日は午前11時から商工会議所青年部が翠ケ丘公園芝生広場におもてなしフードコートを設ける。ミニ松明制作ワークショップや飲食コーナー、午後4時からは園内歩道でキャンドルナイトを実施する。
 午後1時から午後4時まで、須賀川信本店営業部駐車場(宮先町)でおもてなし・イベント広場を開場し、小松明制作コーナー、甲冑武者との記念撮影、戦国鍋と松明スープふるまい、農産物や花木販売コーナーなどを設ける。
 午後3時15分からはふるさとガイドの会による松明あかし史跡・古戦場ウオークがイベント広場を出発して市内各所を散策する。
 午後1時45分からは須賀川一中と須賀川三中の生徒約400人による本松明行列が松明通りを出発。午後3時からは直径2㍍、長さ10㍍、重さ3㌧の大松明と姫松明行列が練り歩く。
 午後4時45分からは二階堂神社で松明につける御神火を受け取る奉受式を行い、岩瀬郡市陸上競技協会と吟詠同好会メンバーらが参加する。
 午後5時に小松明行列が妙見児童公園を出発、午後5時半から一般参加の小松明が始まる。午後6時に五老山特設ステージで奥州須賀川松明太鼓保存会が勇壮な演奏で松明あかしを盛り上げ、午後6時半から大松明に点火、順次姫松明と本松明に火が灯され、山頂は豪快な炎と中高生の応援合戦などがにぎやかに飛び交う。