須賀川高と岩瀬農業高が創立110周年記念式典

さらなる躍進を生徒に呼びかける遠藤校長

 創立110周年を迎えた須賀川高と岩瀬農業高の記念式典は21日、各校で開かれ、さらなる躍進を誓い合った。
【須賀川高】(遠藤均校長)は体育館で開き、全校生徒と同窓生、関係者ら合わせて約900人が出席して晴れの日を祝した。
 国歌斉唱に続き物故者へ黙とうを捧げたあと、遠藤校長は創立110周年を迎えた感謝を述べ、また同校OBの円谷幸吉選手、須田珙中画伯の偉業に触れ、生徒らに「自分たちが学ぶ須賀川高の歴史と伝統の重みを受け止め、この『叡智の苑』でより良き伝統の創造へ情熱をもって躍進の一歩を踏み出そう」と式辞を述べた。
 古籏恂記念事業実行委員長は学生や校長として関わった思い出や歴史を紹介し、「本校の歩んだ過去を振り返ることで歴史と伝統を築いた先輩たちの熱意に応え、未来に向けさらなる発展につなげなければなりません」とあいさつした。
 歴代の校長や父母と教師の会長、生徒活動後援会長、緑の会長、学校三師、警備員らに感謝状が贈られ、来賓を代表して高橋金一県教育委員(県教育長代読)、宗方保県議(県議会議長代読)、橋本克也市長らが祝辞を述べた。
 受賞者を代表して元校長の阪路裕さんがあいさつし、生徒会長の常松若奈さんが「松明のように明々と心を燃やし伝統を受け継ぐとともに新しい歴史を積み重ねていく」とあいさつした。最後に全員で校歌を斉唱し、同校のさらなる飛躍を出席者一同で誓った。

新たな時代を切り開こうと呼びかける大和田校長

 【岩瀬農業高】(大和田範雄校長)は体育館で開き、、生徒や教職員、同窓生ら約900人が出席した。
 大和田校長が昨年度より農業の多面的機能の活用や6次産業化に対応するヒューマンサービス科、アグリビジネス科を設置し、学科改編などを説明し「農業の各分野を網羅し、食、農、環境について総合的に学習する高校として新たなスタートを切ることができた。いかなる逆境にあっても屈することなく英知を結集し、本校に受け継がれてきた不撓不屈の精神・力農精神を胸に、新たな時代を切り開いていこう」と式辞を述べた。
 長谷川建一同窓会長は「関係者と在校生の皆さんにはサクラの木の記念植樹をお願いします。やがては大木となり、すばらしい花を咲かせることでしょう。在校生には本校の歴史と伝統のすばらしさを再認識し、自信と誇りをもって進路実現のために勉学に励んでいただきたい」とあいさつした。
 歴代校長やPTA会長、同窓会長らに感謝状を贈り、4世代にわたる同窓生一家などを表彰した。
 元校長の大和田秀晴さんが受賞者を代表してあいさつし、来賓の宗方保県議、遠藤栄作町長、菅野誠県高等学校長協会長が祝辞を述べた。
 生徒を代表して芳賀将徳学友会長が「本校は震災から未来へ向かっての一歩を歩んでいます。私たち生徒一同は未来の農業高校の姿を模索し、次のステージへ発展させていきます」と誓った。