台風21号 阿武隈川が氾濫警戒水位超

氾濫警戒情報が出された午前8時頃の阿武隈川

 超大型で強い勢力を持った台風21号は、22日未明から23日朝にかけて須賀川・岩瀬地方に強い雨と風をもたらし、阿武隈川上流域で氾濫警戒情報が発表され、須賀川市内4カ所(午前9時半現在)で冠水のため通行止めになるなど影響を及ぼした。
 3市町村で全ての公立小中学校と幼稚園(私立含む)が臨時休校(文化祭などで休校予定もあり)し、幼稚園の預かり保育、保育所、児童クラブ館は通常通り開所した。
 須賀川市は台風接近が懸念された22日から担当相員が市庁舎で対応にあたり、23日午前5時15分に橋本克也市長や担当部課長が集まり、臨時会議を開き対策を協議した。
 22日夜には阿武隈川上流域周辺の21世帯27人に対し、災害弱者の避難準備を呼びかけ、市武道館に避難所を開設したが、23日午前9時半現在で避難者の利用は無い。
 床上・床下浸水被害は報告されていないが、市民スポーツ広場周辺、下江持地区(阿武隈川流域)、滑川地区(清涼情報高校そば県道丁字路)、中宿地区、舘取町地区で冠水のため通行止めになるなど、市内各所で冠水は起きたものの大きな被害が起きないよう排水ポンプがフル稼働し懸命の作業が続いている。
 また、塩田地区の宇津峰大橋わきのサイクリングロードを走行中の軽トラックが冠水し走行不可能になった。運転手の男性は近くを通る住民に助けを求め、通報で駆け付けたレスキューに救出された。大きなけがは無く、午前10時半現在でトラックの救出作業が続く。