衆院選で玄葉氏が9度目当選

支持者らと喜びを分かち合う玄葉氏

 第48回衆院選は22日投開票が行われ、須賀川・岩瀬地方を含む福島第3選挙区では、小選挙区で9万2930票を獲得した玄葉光一郎氏(53)=無・9期=が当選し、上杉謙太郎氏(42)=自民・新=は比例東北ブロックで復活当選した。
 玄葉氏は強固な後援会組織を軸に選挙戦で終始他候補をリードする安定した戦いを展開し、県内で最多の9回目の当選を果たした。上杉氏は前回の選挙後から白河市に家族で住み知名度浸透を図ったが、小選挙区では一歩及ばなかった。橋本氏は政権批判を軸に支持を訴えたが伸び悩んだ。
【玄葉光一郎氏】午後8時すぎ、卸町の玄葉光一郎事務所に「当選確実」の一報が伝わると、集まった選対本部や支持者から多くの拍手と歓声が上がった。ほどなく玄葉氏が姿を見せると、割れんばかりの拍手に包まれ、勝利宣言、万歳三唱で9度目の当選の喜びを分かち合った。

 玄葉氏は「無所属のハンディキャップを背負った戦いだったが、一人ひとりのお陰で当選することができた。24年の蓄積を生かしながらご恩返しはこれからが本番という思いで地域のバックアップと、国の政治を正す活動に力を入れていきたい。安心の基盤を築き、若者や女性の賃金を上げ、国政の軸足を地域、地方、農村などに移すなど、しっかりと取り組んでいきたい」と覚悟を話した。

比例復活当選で万歳する上杉氏(中央右)

【上杉謙太郎氏】大黒町の選挙事務所は比例復活当選を信じる支持者らが固唾を飲んでテレビを見つめ続け、午前1時25分過ぎの当確の一報に歓喜の拍手と歓声に包まれた。
 割れんばかりの万歳三唱と轡田倉治連合後援会長らの歓喜のあいさつに続き、18年ぶりの地元代議士誕生を大いに喜んだ。
 上杉氏は改めて気を引き締めた表情で万歳し、「(前回の敗戦から)3年間の浪人活動をさせていただき、自民党の中の選対も良い雰囲気で戦えたが、フタを開けてみると(小選挙区で敗戦)の結果は真しに受け止め今後の政治活動につなげたい。地方の声を受け止め、我々の声が国会に届くような政治、私が一貫して訴えてきた政治のスタイルを貫き通してまいりたい」と述べた。