旧羽鳥村の歴史を後世に

旧羽鳥村の看板を設置した有志たち

 天栄村の旧羽鳥村にゆかりのある有志らは1日、国道118号線沿いの羽鳥神社隣にある石塔群が並ぶ広場に、旧羽鳥村の歴史を綴った「羽鳥神社と当時の人々」の看板を設置した。
 羽鳥神社は旧羽鳥村にあった御霊神社を羽鳥湖ダム建設に伴い移設したもので、毎年10月10日の祭礼には旧村民が集まり昔話に花を咲かせていた。
 移設から60年以上経過し、建物が劣化したこと、世代交代などで参拝者も減ったことから、年に一度旧村民をつなぐ神社と、村の歴史を後世に残すための看板を設置した。
 看板は元村民で鏡石町の君島喜智男さん(83)、西郷村の星武行さん(80)らが発起人となり、旧羽鳥村の有志ら48人が協力した。
 君島さんは「住民の皆さんが旧羽鳥村への思いを持ち続け、協力してくれたお陰で設置できたと感謝しています」と喜びを語る。
 看板はアルミ製で高さ180㌢、幅150㌢。旧羽鳥村の歴史が書かれているほか、村の在りし日の写真や地図、現在の羽鳥神社の写真が記されている。
 なお今年の祭礼は10日午前10時から服部神社で開かれるため、君島さんらは気軽な参加を呼びかけている。