佐久間さんが11年ぶりの最優秀賞

少年の主張

最優秀賞の佐久間さん(左)と優秀賞の廣田さん

 県青少年育成県民会議(会長・内堀雅雄県知事)など主催の第39回少年の主張福島県大会は20日、県内各地から選ばれた16人が出場して須賀川市文化センターで開かれ、須賀川代表の佐久間桃さん(西袋中3年)が須賀川代表者として11年ぶりに最優秀賞に選ばれ、東北大会出場を決めた。
 佐久間さんは「自分の思いを伝えられるよう表現の仕方を練習してきました。まさか最優秀賞になるとは思ってもいませんでした。東北大会に向けて精いっぱいがんばりたいです」と笑顔を見せた。
 もう一人の須賀川代表、廣田綺里さん(長沼中3年)も優秀賞に選ばれた。
 少年の主張県大会は青少年の健全育成への理解と関心を深めるために昭和54年から始まり、震災以降は中学生の多様な経験やふるさとの復興に向けた心情、真摯な思いを発表する機会として開き、広く社会に本県中学生の姿を知ってもらうことを目的にしている。
 今年度は県内180校の中学生1万4409人の応募があり、各地区の予選会を経て推薦された122人のうち県民会議の審査を通過した16人が県大会に出場した。
 会場には出場者の保護者や関係者のほか、市内全10中学校の生徒たち約1000人が来場した。大会の司会進行は仁井田中3年の古川琉斗君と細谷菜央さんが務めた。
 開会式で内堀知事は「失敗を恐れることなくいろいろなことに挑戦し、たくさんの経験から学んでほしい」とあいさつし、橋本克也市長は須賀川出身の円谷幸吉選手と円谷英二監督の偉業を称える須賀川のまちづくりなどを紹介した。
 最優秀賞を受賞した佐久間さんの「ハイタッチ」は部活動の経験を元に、誰かと手と手を重ねる大切さ、「自分は一人ではない」の気持ちを共有することが迷いや苦しみを吹き飛ばすと表現力たっぷりに発表した。
 優秀賞を受賞した廣田さんの「震災から生まれた絆」は震災を経験し、藤沼湖底から発見された奇跡のアジサイを通して生まれた熊本との交流などについて発表した。
 最優秀賞を受賞した佐久間さんの作品は、北海道・東北ブロック単位で選考(音声審査など)を受け、優秀と認められた場合には11月12日に実施される全国大会に出場する。