発明展の市長賞は清水君「毛とり網」

発明展 市長賞

市長賞の清水君作 「毛とり網」

 第62回須賀川市発明展は3日まで中央公民館で開かれている。1日の審査会で最高賞の市長賞に清水大悟君(西袋中1年)の「毛とり網」が選ばれた。
 発明展は市民の創意工夫と努力の積み重ねから生まれた作品や発明考案品を一堂に展示し、広く一般に紹介することで科学技術の振興と産業の発展に寄与する目的で作品を募集している。
 今年度は市内8小中学校から128作品の出展があり、石井正廣副市長、近野裕太県発明協会書記ら6人が審査にあたった。
 市長賞を受賞した清水君の「毛とり網」はペット用のブラシに市販の洗濯用ネットをかぶせたもの。飼い猫のブラッシング後に細い抜け毛をきれいに取ることが難しく面倒だったので、目の細かいネットをかぶせることでブラシにからまった毛を一度にすっきり取れ、簡単に洗って乾かせる工夫が評価された。
 教育長賞の古川采実さん(西袋中2年)作「早乾きハンガー」は2本のハンガーを組み合わせてすき間を作り、服をかけた時に風通しがよく早く乾く。滑り止めの効果もあり、ずりおちやすい洗濯物も落ちづらくなっている。
 商工会議所会頭賞の南條結耀君(西袋中1年)作「ドライヤースタンド」は、縦約13㌢、横30㌢、高さ25㌢の木の棚にドライヤーを置くことで、両手を使って髪を乾かせ、見た目もかっこよくなるよう工夫を凝らした。
 県発明協会会長賞の設楽美羽さん(西袋中1年)作「楽ちん詰め替え用ボトル」は、洗剤などの詰め替え用入口に角度を付けて液体を入れやすくし、周りがべとべとに汚れることを防げるようにした。ペットボトルの飲み口を注ぎ口にすることでこぼれにくくしている。
 会場には子どもたちが夏休み期間中に創意工夫を凝らしたアイデア商品がたくさん並んでいる。受賞作以外にも、洗った帽子を手軽に乾かし型崩れを防ぐハンガー、手軽に楽しめるプラネタリウムセット、包丁を使う子どものケガを防ぐ安全ガードなど目からうろこの作品があり、多くの来場者から感心の声が聞かれた。
 発明展は午前10時から午後4時まで開場する。多くの来場を呼びかけている。
 審査結果は次の通り。
▽市長賞=清水大悟(西袋中1年)▽教育長賞=古川采実(同2年)▽会頭賞=南條結輝(同1年)▽発明協会会長賞=設楽美羽(同)▽振興賞=横澤璃衣菜(須賀川一小6年)、石塚桃葉(仁井田中2年)▽優秀学校賞=須賀川一小、西袋中、仁井田中