シルバー市政懇談会始まる

シルバー懇談会

市政課題などについての説明を聞く高齢者学級生たち

 須賀川市シルバー市政懇談会は26日、東公民館のほのぼの学級とYOUゆう倶楽部受講生約75人が参加して同館で開かれた。橋本克也市長は市の目標、災害の備え、市民交流センター、市役所新庁舎の機能、JT跡地の有効活用など市政各般を説明した。 
 橋本市長が市政課題や市の取り組みを説明し、高齢者の身近な問題について意見交換し、様々な意見要望を市政に反映させる目的で毎年開いている。今年度は東のほか岩瀬、仁井田、大東の4公民館の高齢者学級に合わせて開く。
 市役所新庁舎は、免震機能や貯水槽、発電、蓄電施設も設置し防災機能も備えているが、橋本市長は「完成したことがゴールではなく、行政の中身の充実と市民が利用しやすい構造であることが一番大切だと考える」と話し、一般市民が必要とする窓口業務の大半を1階フロアに集め、案内役がスピーディに対応できる体制、パスポート申請・受け取りが可能になったことなどを紹介した。
 市民交流センターについて交流と憩いの場所になるよう、介護施設やコンビニ、図書館などを設け、より市民が住みやすく発展するまちづくりにつなげる。
当面する市政課題では、橋本市長が掲げている「選ばれるまち」について住んで良かったと思われるまちを目指し、住む人、育てる人、働く人、企業、訪れる人に選ばれるために積極的な施策を展開していると述べた。
 8・7㌶のJT跡地の利用は、須賀川IC からの近さや広さから市に大きな影響を及ぼす場所なため、購入者が市の意向を踏まえてくれるかどうかの不安や過当競争を避けたい思いもあるため、一時的に市が取得、「できれば工場や物流の産業分野など、他市町村と連携を図ることで広域的に若者が集まって働く場所を造りたい」との考えを示した。
 高齢者が住み慣れた地域で生活し続ける環境を支える地域包括ケアシステムでは、「地域や市全体、みんなで支え合う仕組みであり、新しい取り組みのように思えるかもしれないが、仕組みの8割くらいは昔からあるものと理解している。支え合うという意識があればうまく機能するはず」とし、高齢者が生きがいをもって元気であることが地域社会を支える大きな力となると話した。
 今後の日程は次の通り。
▽10月18日=岩瀬(会場・市庁舎)▽20日=仁井田(同・仁井田公民館)▽11月22日=大東(同・大東公民館)