ふるさと納税返礼品、これからはナシや牡丹姫も

 須賀川市は納税を通じてふるさとへ貢献する「ふるさと納税」を推進し、季節の農産品やウルトラマングッズなどの特産品を返礼品として納税者に贈っている。今年度は7月末現在で納税件数1555件、納付額1645万2862円で28年度1年間の実績を上回った。
 須賀川市は今年度からふるさと納税の趣旨に則り、新たに郡山ヤクルトと提携して一人暮らし高齢者宅などへの配達訪問サービスを提供し、ヤクルトレディが安否を確認する県内初の取り組みを実施した。
 寄付額に応じてヤクルトか野菜ジュースを届け高齢者宅を訪問するサービスで、これまでのところ申し込みは無いが、地元を離れて暮らしながら地元の親を見守りたいなどの要望をかなえるため、昨年度の納税者にダイレクトメール送信するなど、今後もPRに努め情報周知を図る考えである。
 また今月からは須賀川市シルバー人材センターと連携して市内墓地公園など4カ所の墓地清掃活動、空き家見守りサービスなどを新たに加えた。墓地清掃は寄付2万円で1回、空き家見守りは寄付1万5000円で1回実施する。
 ほかにも須賀川市史第8巻「現代4」も返礼品として選べ、現在のところ返礼品は充実の55件ラインナップしている。
 須賀川市では6月からふるさと納税ポータルサイトのふるさとチョイスに加え「さとふる」にも登録し、須賀川の魅力発信にさらに努めていく。
 今年度は須賀川自慢の桃がこれまで一番人気を誇ったが、これからはナシや毎年大人気のコシヒカリ・牡丹姫も仲間入りする。
 市内事業所からの返礼品自由提案による魅力的な特産品の数々が注目に拍車をかけているものとみられ、これからも全国で加熱する返礼品合戦に加わることなく、出身地に貢献したいと願う納税者の思いを有効に活用し、ふるさとからの感謝を返礼する制度の継続を検討している。
 ふるさと納税に関する問い合わせは市税務課(℡88―9123)まで。