三匹獅子舞の幻想的な伝統の舞い踊り

里守屋三匹獅子舞

雨の中幻想的に舞い踊る三匹獅子舞を奉納

 須賀川市指定無形文化財の「里守屋三匹獅子舞」は29日、十一面観世音菩薩が祭られている西蔵寺の上寺山観音堂で舞いを奉納し、30日は三匹獅子が聖観音様の化身となって、各家約70軒を一軒一軒回った。
 岩瀬地区の里守屋集落に、約400年以上にわたり、先人から受け継がれている「里守屋三匹獅子舞」。
 世話人の矢部強さん、半澤公雄さんらを中心に、装束に着替えた三匹獅子講中の約20人が、集会場から三匹獅子を奉納して歩く、その間約3㌔の道のりを、万灯、獅子、太鼓、笛の順に並び、鳴らしながら観音堂まで練り歩き、本堂では横山大哲住職により祭礼のお払いを受けて五穀豊じょう、村内安全、福寿増長、無病息災を祈願するため舞を奉納した。
 三匹獅子舞は太郎獅子、次郎獅子が、花子獅子(女獅子)を奪い合い、最終的には、三匹仲良くなるという内容。
 三匹獅子舞奉納は、雨にも関わらず地域住民らが見守る中、明かりに包まれ舞い踊る姿は、幻想的で伝統の重みが伝わり、写真やビデオに収める人が多く見られた。