今もかがやき

No.19

おおかわら たけし大河原健さん(84)

天栄村高林


唄や踊りで元気を分かち合う

人のつながりを大切に

 ピンと伸びた背筋は若々しく、 年齢を感じさせない。 そのたたずまいは約10年間続けた社交ダンスと現在も続ける日本舞踊などで培われたという。
 農家の家長として農作物を育てながら、 須賀川市のタクシー会社にも長く勤務し、 さらに唄などの趣味も楽しむなど精力的な壮年期を過ごした。
 引退後、 趣味の歌を老人ホームなどで披露していたところ、 矢吹町の日本舞踊寿々蘭会から声がかかり、 70歳の頃に踊りも習い始めた。 毎週水曜日に文化の森てんえいで練習するほか、 県老人クラブ連合会や村文化祭などでの発表、 月に数回老人ホームを慰問し、 「相馬恋唄」 や 「津軽慕情」 など多くの人が口ずさめる曲を選んでいる。
 自宅の畑の手入れも一人で続け、 キュウリやナス、 ジャガイモなど育つと近所に配り、 喜ばれているという。
  「仕事だけでなく唄や踊りでたくさんの人と出会うことができた」 と笑顔で話す大河原さんは、 つながりを大切にし、 仲間たちと元気を分かち合っている。