新しい文化創造伝承館の建設へ

 須賀川市は(仮称)文化創造伝承館建設に向けて準備を進めており、新しい文化施設に市民の声をより多く取り入れるため、ワークショップ「須賀川のまちを歩き地域の文化を考えよう」を開く。第1回は21日、第2回は8月21日、第3回は秋頃の実施を予定している。
 まちづくり会社こぷろ須賀川が委託を受け、全3回のワークショップを企画し、第1回は1時間ほどのまちなか散策も行う。
 募集定員は各回30人で参加無料。市役所2階のウルトラ会議室で午後1時半からスタートする。
 市内に在住、在勤、在学または市内で活動している個人や団体が対象。募集締め切りは第1回が8日、第2回は8月9日。
 申し込み、問い合わせはこぷろ須賀川(℡94―6590)まで。
 市は須賀川の俳句文化伝承と観光誘客を目的に芭蕉記念館を開設している。震災前は旧庁舎敷地内に古民家を改装し、俳聖松尾芭蕉をはじめ、須賀川俳壇の歴史や資料を展示してきた。
 震災により建物の継続利用が困難になり、現在の旧NTT東日本ビル1階に移設し、季節に合わせた俳画やつるし飾りなどを展示して、芭蕉の足跡を訪ねる観光客らを出迎えている。
 現在の芭蕉記念館を補完する新たな文化施設を作る計画が進められており、現段階で建設予定地や完成時期などは明確に決まっていないが、俳句文化の継承と情報発信を基本に、市民が集い憩う施設づくりを目指す。
 松尾芭蕉や相楽等躬などと縁が深く、長年俳句文化をまちづくりに取り入れてきた、南部地区での建設が有力視されている。