東北初開催の「堀文子展」

マスガ

東北初の作品が並ぶ 「堀文子展」 会場

 須賀川市西川のギャラリーマスガは9日まで、東京出身で日本を代表する女流画家の一人、堀文子さん(99)による東北初の作品展を開いている。開場は午前10時から午後6時まで。4日は定休日。
 堀さんは1918年東京生まれ。女子美術専門学校(現女子美大)卒業し、第2回上村松園賞を受賞するなど国内で高い評価を得た。絵本「くるみ割り人形」が国際絵本原画展(イタリア・ボローニャ)グラフィック賞受賞など国外でも受賞歴を誇り、欧州や北中米など世界各地を取材旅行し、99年のヒマラヤ山麓旅行中に幻のブルー・ポピーを題材にした作品を発表して注目を集めた。
 2014年には福島の復興を願い、福島空港ターミナルビルに陶板レリーフ「ユートピア」を設置し、関連作品も今回展示している。
 マスガ廊主の増賀睦朗さんは、かねてから堀さんの画文集をひも解くような味わい深い展覧会を開きたいと念願しており、交流のある銀座のナカジマアートを通して作品展の開催となった。
 今回は日本画4点、木版画16点の計20点を展示。鮮やかな色づかいで描いた花木作品、花々と動物が幻想的に表現された作品など2010年前後から2015年までの近作が並んでいる。
 99歳で今もなお現役画家として活躍を続ける堀さんの作品を通して「心にさわやかさと元気をもらってください」と増賀さんは話す。問い合わせは同店(℡76―7511)まで。